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大谷すくすく日記

なかよし発表会

2022-12-09
カテゴリ:全体
注目
12月5,6,7,8日の4日間で『なかよし発表会』が行われました。大谷幼稚園は、❝みんなで創ろう発表会❞というテーマがあり、年少組は保育者と一緒に創る発表会、年中組は友だちと一緒に創る発表会、年長組は自分たちで創る発表会とそれぞれのねらいの中で、活動を行ってきました。発表会当日を目標にするのではなく、日々の生活や、遊びの中で子どもたちにどんな力を育てていきたいのか、意欲的に楽しみながら行えるように考えてきました。

年少組は、なりきり遊びをたっぷり楽しんできました。園庭に遊びに行くときも、自分で作った動物の耳を付けて遊び、朝の集まりでは、なりきって返事をする事や、その動物の動きをまねをしながら表現する楽しさを味わってきました。発表会の内容も普段の遊びの中で、保育者とのやりとりをそのままステージで発表をしました。本番ものびのびと笑顔で表現を楽しむ子がたくさん‼ 保護者の方も自然と笑顔で見守ってくれていました。

年中組は『こびとのくつや』ごっこをとことん楽しみました。お店屋さんのように、店員とお客さんの役になりきってやりとりを楽しむ子、靴を実際に廃品や牛乳パックを使って、靴を作るなどそれぞれの役になりきりながら楽しみました。なので、普段の会話がそのままセリフとなり、いつものやり取りが表現に変わりました。友だちっていいな、一人で言えなかったセリフも友だちが一緒だと大きな声も出ることを感じてみたり、遊びがそのまま表現になっているので、子どもたちも自分たちで『こんなセリフはどうかな?』と言い合い、『それ、素敵だね』と共感できる力を大切にしていきました。本番もいつもの姿で、友だちと一緒に、楽しく笑顔で表現している姿が印象的でした。

年長組は、どのお話をするのかから話し合いが始まり、題材が決まったら、どの役になりたいのか、どの場面を演じてみたいのか、担任が子どもたちの声を拾って台本を作り、ただセリフをきちんと覚えることがねらいではなく、みんなでこの劇を作っていくこと、一人ひとりの力が必要だといくことを劇活動を通して伝えていきました。自分だけが良ければいいのではなく、クラスの仲間がみんな同じ気持ちでなくてはいけないことはとても難しく、『どうしてだろう…』と考える日もたくさんありました。ただ日々少しずつ劇が形になっていくことで、充実感を味わい、セリフを忘れても助けてくれる仲間がいてくれること、心が一つになることで、とても大きな力に変わることを感じてくれた子どもたちです。本番はその姿がしっかりと表現されており、大谷幼稚園のリーダーたちの力が充分に発揮された素敵な劇でした!

初めにもお伝えした、テーマである『みんなで創ろう発表会』を保護者の皆様に届けることができましたか。子どもたちのいきいきとした表情、楽しさがあふれている笑顔、保護者の皆様に届けたいという想い、たくさん詰まった発表会でした。

この経験を通して、これから様々なことに挑戦する意欲や自信、そして友だちを大切に想う心につながってくれたらと思っています。

早速ですが…、年少組は年長組の劇の小道具を借りて、ごっこ遊びを楽しんでいましたよ。

保護者の皆様にはたくさんのご協力をいただき、ありがとうございました。


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