今回の自然探検は園庭で行いました。「今日はなにを探すの？」と朝から楽しみにしていて、約束の時間になると克也隊長の姿が見え、「克也隊長～！」と元気いっぱい克也隊長に駆け寄りました。

まずは“みんなの手”を使った探検です。「色々なところを触って、暖かい所と冷たい所を探そう！」というミッションでした。早速地面を触ってみると…「あついっ！」じりじりと太陽が照りつけている地面は暖かいことが分かりました。マンホールや山門の扉、木の幹、葉っぱの上、ビオトープにいるののさまの頭、などなど…園庭中を手で触りながら、友だちと一緒に暖かい所・冷たい所を共有しました。その中で「ここは太陽が当たっていないから冷たいんだよ！」「ここは日陰っていうんだよ！涼しいよ」と発見をし、日向と日陰の違いを手の感触を通して感じることができました。

次は、三角、丸、四角、長方形の形のものを探しました。地面をじっくり観察し、「あ！あった！」「みてみて克也隊長！」と見つかると嬉しそうに見せてくれる子どもたち。石や葉っぱだけでなく、「ののさまの頭が丸いよ！」と園庭ならではの発見ができました。

色々な形の物を見つけた後、克也隊長から「集まれー！」の合図がありました。「ダンゴムシとワラジムシの違うところはなんだろう」と聞かれた子どもたち。「ダンゴムシはちょんって触ると丸くなる！」「ダンゴムシはつるつるしてる！」と教えてくれました。克也隊長がワラジムシのお尻には尻尾があることも教えてくれ、ダンゴムシ・ワラジムシ探しが始まりました。ダンゴムシが大好きで、普段から園庭で虫探しをしている子どもたち。見つけるのが上手で、「こっちに沢山いるんだよ！」と克也隊長にお知らせする姿もありました。ですが、なかなか見つけられない子や怖くて触れない子もいます。慣れているお友だちに「怖くないよ！大丈夫！」と声を掛けてもらいながら、挑戦する様子がみられました。

最後に、ダンゴムシの女の子の背中には、黄色の模様があることを知った子どもたち。早速普段の園庭遊びでも、ただ虫を集めるだけでなく、模様や足、お腹、尻尾などに注目しながら楽しむ様子がみられるようになりました。

次の自然探検もお楽しみに！