天神山緑地に自然探検に行きました。

行きのバスの中で「天神山の葉っぱは何色かな？」と子どもたちに聞いてみると

「赤！」「黄色！」「茶色！」「緑！」など、たくさんの予想を教えてくれました。

また、「お山のぶどうがあるといいなあ」ときりん組が教えてくれたことを思い出す子もいました。

着くと早速、秋の色に染まった葉っぱをたくさん見つけました。

「やっぱり黄色だった！」「オレンジもあったよ！」「緑と赤が混じってる！」

様々な気付きを口にしながらみんなで葉っぱを拾い見せ合いました。

葉っぱを拾ううち、顔くらい大きい葉っぱを見つける子や、たくさんの葉っぱを重ねて、葉っぱハンバーガーや葉っぱクレープを作る子も。

 もみじの種についても教えてもらいました。プロペラのようにくるくる回って落ちる様子に大喜びし、夢中になって種を拾いました。

 

さらに進むとバスの中でも気にしていた山ぶどうがありました。

ぶどうはつるが木に巻き付いて実がなることを知り、不思議そうに眺めていました。

「食べたい！」と目を輝かせるぞう組に、克也隊長が枝を揺らしてぶどうを落としてくれました。

たくさんなっている房を選んで、ドキドキしながら食べる子どもたち。「酸っぱくて美味しい！」と言いながらパクパク口に運んでいきます。「苦手だけど挑戦してみようかな……」と言う子や、食べた後紫に染まった手を見てびっくりしている子もいました。

そのあとは、みんなが大好きなどんぐりを発見！穴が開いているのはどうしてだろう？

中を割ってみると、黒い糞がびっしり。その中に小さな白いどんぐり虫がいました。

克也隊長が「どんぐり虫はゾウムシという名前で、どんぐりの中に卵産んで、幼虫はどんぐりを食べて外に出てくるんだよ」と教えてくれました。

もっと歩いていくうちに、広い坂道に出ました。ぞう組、坂道レースの始まりです！

急な坂道を何度も何度も全力で走って上りました。ヘトヘトになった子どもたちでしたが、表情はとっても晴れやかでした。

最後は葉っぱの絨毯に到着しました。手に持てるだけの葉っぱを集めて、せーのの合図でみんなで葉っぱシャワーを楽しみました。

五感を使ってたっぷりと秋を感じたぞう組でした。