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大谷すくすく日記

年長組 防災センターに行きました。

2023-10-03
カテゴリ:とら組,くま組,年長組
注目
年長組で防災センターに行ってきました。三つのチームに分かれて、煙、地震、暴風の三つのコーナーを体験してきました。

一つ目は、暴風体験。映像を見ながら、風速20メートルの風を真正面から受ける体験です。「ちょっと怖いかも。」「眼鏡も吹っ飛んじゃうって言ってたよ。」「俺は全然平気だから、大丈夫だよ。」とドキドキしながら体験スタート。体験中の子どもたちは、終始必死に手すりにしがみついていました。体験後に感想を聞くと、「音がすごかった。」「自転車が倒れていたね。」「いろんなものが吹っ飛んでいったよ。」と話してくれました。”窓が割れてしまうことがあるから、暴風の時はカーテンを閉めて、窓から離れること”や、”外出をせず、安全な建物の中で過ごす”ということを学びました。

二つ目は、地震体験です。部屋の中に入ると、リビングのソファに座ります。揺れを感じたらクッションで頭を守り、揺れが収まったら、ストーブやブレーカーを落とします。震度5を体験したお友達は、「大きくぐらぐらと揺れたよ。」と教えてくれました。震度6を体験したお友達は、「がたがたがたって細かく身体が揺れたよ。」と教えてくれました。「じゃあ、震度7だったら、どうなっちゃうんだろう…」と想像し、「地震ってこわいね。」と地震の怖さを実感する子どもの様子がありました。

三つめは、煙体験です。始めに、煙は速いスピードで広がっていくことや、姿勢を低くし、壁を伝いながら避難すること、ドアや窓はしめること、また「お・は・し・も」のお約束のお話を映像で見ました。安全な避難の仕方を確認すると、早速体験スタートです。「先生、最後ちゃんとドアをしめてね。」と確認をしてから、歩き始めた子どもたち。途中でおしゃべりをする子どもは一人もいませんでした。避難した後は、自分たちの避難の仕方はどうだったのかVTRで見ながら、確認をしました。「煙を吸って命を落とすこともあるんだよ。」「逃げる場所が、煙でいっぱいにならないように、ドアはきちんとしめるんだよ。」と係りの人からのお話を真剣に聞いていた子どもたちでした。

帰りのバスの中では、お互いのチームの感想を言い合ったり、”命を守る”という話から、AEDの話や人工マッサージの話にもなりました。貴重な体験をした子どもたち。防災について考える機会になりました。

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