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大谷すくすく日記

第100回 運動会

2024-06-29
カテゴリ:全体
オススメ
雲ひとつなく、青空がひろがる中、第100回運動会が行われました。毎日の保育の中で、友だちとつながること、自分を表現することを大切にしながら運動会の活動に取り組んできました。

乳児組は親子で参加していただき、温かい雰囲気の中で、ゆったりとかけっこを楽しむことができました。だっこしながらにこにこでゴールできたもも組、自分の足でしっかりと歩くことのできたいちご組、どきどきしながらも先生といっしょにかけっこができたさくらんぼ組。かわいらしい姿にたくさんの拍手が送られていました。

入園して3か月がたった年少組は、少しずつ幼稚園の生活に慣れ、「楽しい!」「大好き!」が増えてきました。虫さがしが大好きな子どもたちがいたことから、『てんとうむし』のダンスを朝の会などで踊り、親しみをもっていきました。かけっこは毎日の遊びの中で楽しみ、わくわくしながら迎えた運動会。涙する子もいましたが、身体を動かすことが大好きな子どもたちです。「はい!」と大きな声で返事をしたり、背中につけた羽がとてもかわいらしかったですね。

年中組は、オタマジャクシを卵から育て、オタマジャクシになり、カエルに成長する姿を遊びにつなげていきました。オタマジャクシになってそれぞれ食べたものの色のしっぽをつけ、園庭に遊びに行く姿やオタマジャクシの家を作って楽しみました。その遊びがどんどん発展し、カエルに興味を持った子どもたちは動物園に行き、実際にカエルに会ってきました。今回の運動会での取り組みは、その遊びをつなげたものとなり、毎日楽しみながら取り組むことができました。カエルになりきる姿や友だちと協力して作ることのできたダンスの大きな円。時々ぶつかり合うこともある友だちとの関係が深まった活動となりました。

自分たちで創る運動会に取り組んだ年長組。かっこいいリーダーのよさこいを見せたいという想いは、なかなかつながることが難しく、『もっと手を広げよう』『声をそろえていこう』とアドバイスをしあいながら、少しずつ自分たちのよさこいを踊ることができ、自信をつけていきました。今日は52人の想いがつながるよさこいを披露できたのではないでしょうか。クラス対抗リレーでは、どうしても勝敗のあるものではありますが、勝つためにはどうしたらよいのか考えることや、だれかを責めるのではなく、次につながるためにはどうしたらよいのか、そして悔しい気持ちの中でも相手を認めていく、たくさんの心の動きが年長組を大きくさせてくれたように思います。子どもたちの真剣なまなざしは、本当に素敵でしたね。


記念すべき100回目の運動会。多くの方が今までこの大谷幼稚園の運動会に携わってこられたかと思います。ののさまのもとで子どもたちが元気にそして想いをいっぱい詰め込んだ運動会を保護者の皆様と行えたことに感謝いたします。暑い中、温かい拍手やご声援をありがとうございました。
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