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大谷すくすく日記

令和5年度 第99回運動会

2023-06-24
カテゴリ:ひよこ組,うさぎ組,きりん組,ぞう組,とら組,くま組,年少組,年中組,年長組,全体
注目

6月24日(土)に、第99回運動会が行われました。

お天気が心配で、子どもたちはてるてる坊主を作り、良いお天気になるよう願っていました。子どもたちの願いが届き、初夏の心地の良い気候の中で、運動会を行うことができました。それぞれの学年ごとに行われた様子をお知らせいたしします。

 

【年中組】

運動会のトップバッターは、年中組です。元気いっぱいの『はじまりのことば』でスタートし、団体競技の「どきどきたまご大作戦」が行われました。今年の年中組は、クラスの友だちが夢中になっていることをきっかけに「ダンゴムシ」と「きょうりゅう」を詳しく調べていく、『研究所』が遊びの中で作り出されており、図鑑や自分で発見したことをみんなで伝えあっていました。そのことを今回の競技でも取り入れてみました。

大切なのは、『友だちと協力すること』です。心を合わせて、大切な卵を運びます。途中一緒に走る友だちがはしごや細い道を渡るのに時間が掛かっていると、そっと応援する姿も見られました。無事全員が卵を運ぶことができ、会場からは温かい拍手が聞こえてきました。遊戯は『アララの呪文』です。一番の見せ場は、クラスで大きな円を作るところです。なんども挑戦していましたが、なかなかうまくいかない時もありました。

『みんなで作らないと、大きなすてきな円にならないよ…』と友だちが訴えてくれたことをきっかけに、どちらのクラスも気持ちを切り替え、なんと本番では大きな円が出来上がっていました。友だちを想う心がこの運動会を通して年中組の子どもたちに育ってくれたのではないでしょうか。みんなの笑顔すてきでした!

 

【年少組】

初めての運動会、ドキドキしている子もいれば、とても楽しみにしている子も多く、今までの保育で、練習ではなく「遊び」の中で、かけっこや遊戯を取り入れていたことで、自信となり楽しんでこの日を迎えられたのではないかと感じました。

たくさんのお客さんを前でしたが、返事をして元気いっぱい走ることのできたかけっこ。

かわいらしい姿にお客さんからは、「がんばれ!」の応援が多く聞かれました

大好きな家族を目の前にして、涙してしまう子、固まってしまう子がいたお遊戯「どうぶつでんしゃ」でしたが、だいすきな動物の耳をつけて、踊ることの楽しさを味わうことで、これから様々な場面での自信につながり、「表現する」ことが楽しくなります。先生と一緒だと楽しいな、うれしいなと感じる経験を積み重ね、幼稚園を大好きと思えるようこれからも関わりを大切にしていきます。

 

 

 

 

【年長組】

幼稚園最後の運動会。今年は『どんな運動会にしたいのか』ということを子どもたちと話合いをしてきました。『家族にかっこいい姿をみせたい』『年少組や年中組にもリーダーの姿を見せたい』とみんなの想いを大切に取り組んできました。なかなか気持ちが一つにならず、何度も話し合いをし、どうしたらよいのか、保育者が決めるのではなく、子どもたちが考え、取り組んできました。力いっぱいの『よさこいソーラン2023』は、太陽が一番強く出て、暑い中でしたが、子どもたちの力強い振り付け、そして想いがしっかりと届く素晴らしい踊りとなりました。『みんなの力を出し切ろう!』と力いっぱいの姿に涙する保護者の方もいらっしゃいました。そして、クラス対抗リレーです。どちらのクラスも勝ちも負けも経験しています。大切なのはなんども言いますが、全力を出すこと。誰か一人でもあきらめてしまうと、このバトンは繋がらないということを伝えてきました。沢山の声援の中、精一杯走り切った子どもたち。とら組が勝ちましたが、ゴールした後の子どもたちは、全力を出し切り、とても清々しい顔をしていました。この運動会を通して、友だちを想う気持ち、仲間の大切さを感じてくれたらと思っています。自分も大切、そして自分はみんながいるから楽しいことも時々苦しいことも乗り越えられるという想いを少しでもこの運動会で感じてくれたらと思っています。

 

 

 

たくさんのご協力をいただいた保護者のみなさま、温かい拍手やご声援をありがとうございました。これからも子どもたちを温かく見守っていただけたらと思います。

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