バスが到着すると坂下グラウンドには克也隊長の姿がありました。早速克也隊長の元へと駆け寄る子どもたちですが、地面はザクザク、そして人の足跡が落とし穴のようになりでこぼこ道で歩くのも一苦労。それでも子どもたちは「落ちないように・・・！」「そっちは危ない！ついてきて！」と友だちと一緒にゲームのようにして楽しむ様子がありました。

「よろしくお願いします！」と挨拶をし克也隊長について歩いて行くと、子どもたちの目の前に幼稚園の山とは全く違う、急な坂が現れました。そこを克也隊長はお尻でシューッと滑っていきます。その姿を見た子どもたちは目を輝かせ「すごいっ！」「やってみたい！」と克也隊長の後に続いて尻滑りを楽しみました。滑り終えた人は「おっけー！」と手で大きな〇を作って、山の上にいる友だちに合図を送ると次の人が滑りだします。この約束を友だち同士で守り、楽しみながら滑る姿がありました。

尻滑りを楽しんだ後は、山の中へと入り急な斜面や木のトンネルなど険しい道を進みながら探検！大きな丸太を発見した子どもたちは、その上をバランスをとりながら歩いたり、上の方まで登ってジャンプをしたりしました。「ちょっと怖い・・・」と話していた子どもも「ここならできるかな？」と自分で見定めたり、友だちの姿を見て「よし、やってみる！」と挑戦。面白さに気が付き、少しずつジャンプする高さを高くしていくなど、自分なりにレベルをあげて何度も繰り返し楽しんでいました。

友だちと一緒に自然の中で伸び伸びと過ごしていると、あっという間に帰る時間となってしまいました。きりん組での自然探検は今回で最後。なんと最後の最後で子どもたちの念願だったリスにも出会うことができ、最高に楽しく、思い出に残る１日となりました。1年間、五感を使って自然に触れる楽しさや季節の移り変わりについて克也隊長にたくさん教えていただき、自然のことが大好きになったきりん組です。

「年長組になったらどんなことをするのかな！」と今からワクワクと楽しみにしています。