大谷すくすく日記
令和6年度 終業式
2024-12-20
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夏、秋、冬と季節がめぐり、たくさん遊んだ2学期も今日で最後の日となりました。ホールでは幼児組の子どもたちが集まり、『終業式』が行われました。2学期が始まった頃はまだ暑く、水を使った遊びを今年はたくさん楽しむことができました。
特に色水あそびやせっけんクリームづくりに夢中になる子どもたちがたくさんいて、ちょうどよい水の量を自分たちで考えるなどの姿がありました。秋には、たまねぎの皮や落ち葉を使った染物、どんぐりを使った遊びなど自然に親しみながら活動を広げていきました。発表会の活動を通して、友だちと繋がる大切さを感じ、様々な心の動き、経験からまた一歩成長した子どもたち。3学期はどんな姿を見せてくれるのか、楽しみです。
来週からも登園するお子さんはいらっしゃいますが、2024年も保護者の皆様には様々なご協力をいただきありがとうございました。来年は『へびどし』です。どんな年になるでしようか…。みなさま、よいお年をお迎えください。
令和6年 なかよし発表会
2024-12-19
カテゴリ:全体
オススメ
大谷幼稚園の『なかよしはっぴょうかい』は、普段の遊びを大切にしながら表現を創るということを大きなねらいとしています。
親しみのある絵本を題材にして、物語を創ったり、子どもたちの興味・関心をもったことを表現にすることで、子どもたちが自信をもって意欲的に活動に取り組む姿が見られました。本番の日はたくさんのお客さんを前にして、どきどきしてまう子もいましたが、のびのびと表現あそびを楽しむ子どもたちを見ていただくことができたのではないでしょうか。
年少組は動物園に行き、様々な動物たちとの出会いから自分たちで動物の耳を作り、『なりきり遊び』を楽しみました。その姿を絵本につなげ、表現あそびを創り、発表会の活動につなげていきました。本番も4本足で歩くまねをする姿や担任の先生と子どもたちとの言葉の掛け合いがとても微笑ましく、いつもの姿を保護者の皆さまにも見ていただくことができたのではないでしょうか。動物の耳をつけるだけで、その動物になりきり、様々な遊びを楽しめる年少組。音楽が流れると自然に踊りたくなる子どもたち。表現する楽しさを全身で味わうことができた発表会となりました。
年中組は、探検や冒険が大好きな子どもたちに合わせて『11ひきのねこ』ごっこを楽しんだきりん組、お月見をきっかけに宇宙に興味をもち、宇宙飛行士や宇宙人になりきり遊びを楽しんだぞう組と、それぞれ普段の遊びや活動を取り入れた劇ごっこを表現しました。劇を創っていく中でも、衣装は自分たちで好きな模様を付けてみたり、内容も子どもたちと決めた場面もたくさんありました。セリフを覚えるというよりも、自然に子どもたちから出てきた言葉を繋ぎ合わせた劇ごっことなり、『友だちがいれば大丈夫!』を合言葉に、力を合わせることで、いつもよりも力が出てくることを感じることができた活動となりました。想いが通い合わなかったり、困ったな…と思う経験もあり、様々な心の動きが友だちとの関係を深めています。自分たちで考えたことが形になる経験もこれからの遊びにつながっていきますね。
年長組は、題材から小道具、劇の動きなども子どもたちと一緒に考えて創っていきました。『もっとこうしたらいいと思う』『ここはどうしたらいいのかな』などそれぞれの役で集まり、意見を出し合ってみたり、時にはクラスのみんなで話し合いをして全員で創り上げた劇を見ていただくことができました。自分たちで考え、創っていく中で、意見がぶつかり合ったり、悩むこともありました。否定をするのではなく、もっとよくなるためにはどうしたらよいのか考えることは難しいことです。『折り合いをつける』ということは、自分の想いを伝え、相手の想いを知り、受け止め、よりよい答えを見つけていくことだと考えています。その姿が今年の年長組では、何度も見られ、そのたびにクラスの絆のようなものが深まっていき、自分たちの心のこもった劇ができあがりました。子どもたちの想いが重なり合い、その想いが伝わり、見ている保護者の方の中には、涙を流す姿もありました。
発表会後も子どもたちは、まだまだ楽しんでいます。年少組が年中組に行き、宇宙人の冠やねこの耳の作り方を教えてもらったり、年長組は自分たちで台本を作り、楽器、歌を入れた劇を創って披露したりしています。
大谷幼稚園では、この活動を通して育まれた力をこれからの生活や遊びに活かされることを願いとしています。友だちと一緒に感じた嬉しい、楽しい、そして困ったこと、悩んだことも子どもたちの成長の一歩となったことと思います。自信に満ち溢れた子どもたちは、様々な事に挑戦したり、友だちとの関係をより深めています。これからの姿がとても楽しみです。
保護者の皆様には温かく見守っていただき、たくさんの拍手が子どもたちの後押しとなりました。ありがとうございました。
年長組(とら組 くま組)自然探検
2024-12-16
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二学期最後の自然探検の行先は中島公園。春にお家の方と遠足を楽しんだ場所で冬になった公園はどうなっているのか…克也隊長といろいろなものを見つけようと楽しみにしていきました。
12月9日(月) とら組
雪の上をじっとみると足跡を見つけじっくり観察をしたり、寒くて半分凍った池を観察したりと春と冬の違いに気付きながら探検をしてきました。雪合戦を楽しんだり木の幹に、雪をつけてカブトムシを作ったりと雪を使った遊びを存分に楽しんできました。広い中島公園内をたくさん歩き、「また三学期にね」と隊長と挨拶をして園に戻ってきました。
12月16日(月) くま組
りすに出会ったくま組「冬眠しないの?」と…隊長に聞くと「エゾリスは冬の寒さに負けない、毛があるから冬眠しないんだよ」とリスが木を飛び移る姿を観察しながら教えてもらいました。雪合戦をしたり、走ったり体を動かし冬の自然探検を楽しんできました。そして隊長と「よいお年を」とご挨拶をしてきました。
もちつき
2024-12-12
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今日は、来年もみんなが元気に過ごせますようにという願いと、いつも見守ってくださっている『ののさま』にありがとうの気持ちを込めて鏡餅をお供えするため、『もちつき』を行いました。ホールに集まり、先生方が力いっぱいつく姿を応援したり、「もちつき」の歌を歌いお餅ができあがるを楽しみにしていた子どもたちです。つきあがったお餅を近くで見て、ちょっぴり触れてみることができ、「良いにおいだね」「やわらかーい」と喜ぶ姿がたくさん見ることができました。そのあとそれぞれのお部屋では、みんなでおもちをまるめ、鏡餅を作ました。お正月に向けてみんなで心をこめた鏡餅ができあがり、新年を迎える準備が少しずつできてます。来年はへびどしです。どんな1年になるのでしょうか…。残り少ない2024年も子どもたちとたくさん楽しみます!
ぞう組 自然探検(旭山記念公園)
2024-11-21
カテゴリ:ぞう組
オススメ
旭山記念公園に自然探検に行きました。
年中さんで初めて行った自然探検も旭山記念公園だったことを思い出しながら、今回はどんな発見があるのか楽しみにしながら向かいました。
旭山記念公園に到着して、まず向かったのは展望台です。
周りに動物を観察している人がいないことを確認して、「やっほー!!!」と大きな声で叫ぶ子どもたち。
大きな声といえば、今みんなで楽しんでいる『うちゅうのすてきななかまたち』のセリフが浮かびます。
「ワレワレハ、○○宇宙人ダ!!!」「僕たち宇宙飛行士!!!」という元気な声も旭山記念公園に響きました。
段差の高い階段を慎重に下ると、所々にまだ雪が残っていました。
元気いっぱいのぞう組、雪合戦開始です!少ない雪を集めて雪玉を作り、「あー!当たった!」「次は当てるぞ!!」と大盛り上がりでした。
雪合戦をするうちに、大きな氷を発見する人もいました。「顔くらい大きい!」「この氷、模様がついているよ!」と細かいところまで観察しながら探していました。
雪合戦、氷探しを終えて、手袋が濡れていることに気が付いた子どもたち。どうして濡れているのかな?とみんなで考え「今日は暖かいから、雪や氷が溶けて水になったんだ」とわかりました。この日は、おひさまと青空が気持ちの良いあたたかい日でした。
少し先に歩いていくと、クルクルとプロペラのように回る『あの種』と再会!
天神山緑地でも見つけた、もみじの種です。克也隊長が木を揺らして種を落としてくれました。
たくさんキャッチしようと、木の下で手の受け皿を作る子どもたち。しかし、なかなかキャッチができません。
克也隊長が「種がどこに落ちていくか、よく見てごらん。種は風に乗って落ちていくよ」とアドバイスをくれました。
種が落ちていく方向をよく見て、一生懸命風下を探す子どもたちでした。
すすきのふわふわの種を何度も触ったり、茎の長さ比べをしたり、寒い中テントウムシを見つけたりしながら行くうちに、小さな赤い実を見つけました。克也隊長が、クイズを通して鳥さんが食べるりんごなのだと教えてくれました。「鳥さんは飛べるから、高い所のりんごも食べられるね」と、鳥さんが食べにくる様子を想像する子もいました。
夢中になって全身で自然探検を楽しみ、バスに乗る時は「楽しかった!」「手が冷たくなっちゃった!寒いね!」とにこにこ顔で冬の訪れを感じたぞう組でした。