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大谷すくすく日記

鮭捌き

2020-11-07
カテゴリ:全体
注目
年中組と年長組がホールに集まり、まずは鮭がどんなふうに暮らしているのかという先生方のペープサートを見ました。
年中組は誕生会で一度見ていましたが、年長組は初めて知ることも多く真剣に見ています。
その後、園長先生が実際に目の前で鮭を捌いてくれました。
包丁で実際切るところを見るので、目を手で覆う子もいました。
園長先生が、一つ一つ鮭の体の中を説明してくださり、胃袋や腸、心臓など実際にみんなの体の中にあるものと同じものが鮭の体の中にもあることを知りました。
捌き終わったあと、実際近くで見てみました。
いくらは大好きだけど、鮭の赤ちゃんだもんね…と話している姿もありました。
鮭の口の中も見ることができ、小さい歯がたくさん生えていることに驚いていました。
実際に鮭を捌くところを見て、『かわいそう』『切られて痛そう』『でも鮭やいくらは好き』など様々な感想を言っていた子ども達です。
たくさんの命をいただいて、みんなは大きくなるということ、だから『いただきます』、『ごちそうさま』をしっかりと言うことが大切だということ、
様々な気付きがあった鮭捌きでした。命をいただくことをかわいそうと思うのではなく、ありがとうと感謝の気持ちを持つ大切さを伝えることができたと思っております。年少組は捌く前の鮭を見て、形や大きさに驚いていました。次の日にみんなで頂いた『大谷なべ』の残飯はほとんどありませんでした。畑の活動やこの鮭捌きを通して、『食べる』ということの大切さに出会えるようないのちの保育をこれからも考えていきたいと思っております。
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